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音楽・映画レビュー
Movie
Music

音楽のルーツ、名盤のご紹介-05
私を構築してくれた00年代洋楽、
ポストロックの美しさ

自身のバンドサウンドを直接構築させる、00年代ポストロックの深淵。多大な影響を受けたSigur RósとGodspeed You! Black Emperorの2大アーティストを中心に、私にとっての「ポストロックの美学」とは何かを紐解く、核心の章。

音楽のルーツ、名盤のご紹介− 02
70年代、80年代のUKロック、UKパンク

R&Rやブルースを経て辿り着いた、UKパンクの衝撃。反体制的な思想とDIY精神に惹かれ、自身の音作りの核となった、イギリス独特のダークでウェットなサウンドのルーツを私有のレコード盤から紐解く。

アルバム"Blinds" 
見えない思考の先にある世界を考える

表面的な情報に目を奪われ、他者の痛みすら日常に埋没していく世界。当事者の視点や人生によって形を変える「真実」を前に、私たちは本当に“見えている”のだろうか。利己的にならざるを得ない現代だからこそ、世界の構造と人間の本質を問い直す、アルバム『Blinds』の核心に迫るセルフライナーノーツ。

映画「怪物」の感想 / 誰にでも持ち得る”怪物”の正体と性的マイノリティについて

人はそれぞれ独自の「環世界」を生きており、自分の『普通』で誰かを傷つける罠が日常には溢れている。本作が描く“怪物”とは、少年たちが直面する無関心や既成概念、そして自身の中に芽生える「同性への愛着という異物」そのものだ。事実が人の数だけ歪む世界で、その異物をどう認め、生きていくかを厳しく問いかける、当事者のための批評。

ドラマ「チェルノブイリ ーCHERNOBYLー」感想 /
想像を絶するほどの"嘘"の代償とは

国家の利権や個人の保身による小さな『嘘』が交差した果ての、未曾有の大惨劇。劇中の「大半の人は真実を見つけて欲しいと思っていない」という言葉に深く納得しつつも、私はどんなに残酷な絶望であっても世界の真実を知りたい。暗闇を見なければ本当の光を目指せないからこそ、聴き手が僅かであっても自身の表現を追求し続ける決意を新たにした、重厚な記録の断片。

差別という名の“安心” 
映画『福田村事件』が映す人間の相転移

集団の同調圧力が個の理性を麻痺させ、普通の村人が一瞬にして暴徒へと変貌する群衆心理の暗部。映画『異端の鳥』にも通じる善悪二元論の危うさは、100年前の悲劇に留まらず、単純な正義を声高に叫び思考を停止させる現代のSNS社会にも形を変えて繰り返されている。「私も加害者になり得る」という自覚と誠実さを厳しく問いかける一編。

エッセイ / Creative Essays

「客観的世界の不在」
ユクスキュルの環世界の視点から見る自由の解釈

ユクスキュルの『環世界』との出会いから、4thアルバムに込めた思想を紐解く。人は皆、固有の感覚で作り上げた主観の現実を生きており、絶対的な善悪も、真の客観的世界も存在しない。「客観的視点も必ず誰かの視点」という不条理の狭間で揺れ蠢きながら、それでも世界を受け入れ、音と言葉で生きる意味を問い続けるための創作ステートメント。

映画「ニーチェの馬」からのニーチェ思想について
そうして永劫回帰へと行き着く先の決意

既存の価値観が喪失し、利己的楽観主義が蔓延する現代社会。人間の業が錯綜する暗澹たる世界で、ニーチェの『永劫回帰』と対峙する。狂い切ることもできず、空虚の繰り返しに悶々と立ち往生しながらも、「ただ、その存在を形にすることに没頭すればいい」と、タル・ベーラの視座を通じて表現者としての業を全うする覚悟を刻んだ、能動的ニヒリズムのエッセイ。

歌詞・コンセプト / Lyrics & Album Concept

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Silent Sins / 沈黙に潜む罪 

< Album theme >

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AoOW_edited.jpg

Absence of Objective World​
客観的世界の不在

< Album theme >

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AllCreationMourns_900.jpg

You’ll come to the apocalypse at last
終末を掴む刻

< Lyric >

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